感想っぽいもの

作品の感想などをつらつらと書いてます
 ここでの感想は激しくネタばれを含みます
未プレイの方は見ないことをオススメしておきます
突っ込み、感想バリバリOK

評価方法

評価は、シナリオ ・ CG(原画含) ・ キャラクター ・ システム ・音楽、演出
以上の5分野と5つの平均からの総合の計6つの評価になります。
評価の最高は100点となります。
2/29物から”構成”を廃止し、”演出”としました。その分これまでの評価よりも総合評価が若干上方修正になります。

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シナリオCG・原画キャラクターシステム・音楽演出総合
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総評
オススメ度とか


 まずは総評。さすがNavelの姉妹ブランド、というか顎氏のシナリオにより日常シーンに特化した作品となってます。その分個別ルートはあっさりしたものになる・・・というのは恐らくライターを見た段階でわかってる人が多いはず。まあそれでも菊理&ティアルートはなかなよかったです。また穂ノ香ルートにおいて2回目のHからいきなり3連発とけっこう斬新なこともしてたので、ここには驚かされました。
 最初インストして容量見たとき、え!1.3GBしかないの!?と驚きました。それでもシステム周りや演出など手を抜いてたとは思わないので、その辺りは好印象。あと容量的な問題は、単純にシナリオの長さの問題なんですけどね。声優も豪華ぞろいで文句なしですね。日常シーン特化型というだけあった、日常の駆け引きは面白いです。ただ何回もプレイするのには向きませんが。それでも、こういう馬鹿っぽい日常シーンが好きな人とかはプレイしてみても損はないでしょう。
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シナリオ
シナリオ全般


 さてさて、問題のシナリオなわけですが、作品のメインとも言える予言に関することが軽く扱われすぎですね。確かに”世界の運命を変えた行動”というのは、なんでもない些細な行動。というのがお約束な訳ですが、最初にタイトルを見たときに感じた期待とは大きくかけ離れたものとなっていたような気がします。もっとこう壮大な設定がほしかったですね。本編において主人公が取った行動の真相はストラルートでしか語られなかったし、他のヒロインに関してはもはやノストラダムスなんてどうでもいいと感じられてもおかしくない扱いになってました。まあストラを預けた理由(表向きの)も予言のすごさを知らしめるためでしたが、主人公自身気にしてたのは最初だけで後は出会いの予言なんでどうでもよくなってて、プレイヤーの攻略の手伝いくらいの存在にしかなってませんでした。いろいろグダグダ言ってますが、結局のところ何を言いたいのかというと、もっとタイトルを大事にしてほしいということですね。
 ちょっと話は変わり、斬新だったのが穂ノ香ルートのHシーン3連発ですねwこれには驚きました。もうなんと言うか楽しむ暇もないとはまさにこのことですねw今回は驚いたですみましたが、次回も同じようなことをしてきたらちょっと引きますね;。私個人としてはあまりこういうのは好きじゃないので。
 あと延期の理由とされていた水波ルートの追加について。はっきり言ってあってもなくてもどうでもいい存在ですねwむしろ作るならもっといちゃついたシナリオを作ってほしかったです。ちょっとこの流れで3P突入されてもあまりうれしくなかったかな〜。




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CG ・ 原画
主にキャラデザインやCGを評価


 あきら氏の絵は個人的には好きです。ただなんと言うかこのブランドが西又氏を意識しすぎているというかそんな感じがします。もともとあきら氏の描く絵は、西又氏のそれと似てるところがあると思ってましたが、今回のは特に似てきたというか、Navel補正がかかってるような気がしました。悪いとかそいういうことは言いませんが、ただあまり意識して似せることもないのかなーと思うのも事実ですね。あと、好きな割りに点数が伸び悩んでいる点については、時々あった上目遣いのCGがと〜〜っても違和感があったことですね。特に咲耶EPCGは酷かったです。こういう睫毛というか目の周りを太めに描いてあると、きつめの上目遣いは違和感バリバリなんですよね・・・。この点を次回の課題としてちょっと厳しめに評価しました。




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キャラクター
キャラの性格や配置、キャスティング、脇役の使い方など


 キャラの性格やキャスティングに関しては文句なしですねwむしろここでポイントを稼がなくてどこで評価を伸ばすよ。と言っても過言ではないかと。登場キャラはみんな濃く、日常シーン特化型の作品だけあって、日常の駆け引きはとてもよかったですね。




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システム、音楽
作品のシステム面とBGM・テーマソングなどを評価


 システム面、コンフィグ周りに関しては普通ですね。というか特に目新しい機能がなければ普通で、何か足りない要素があれば即減点対象になってしまうんですけどね;。個人的に汎用性のヴィジュアルアーツ系のシステムを使っていたら即減点対象なんですけどねw
 音楽に関しても可もなく不可もなくといったところ。それなりに場に合ったBGMが使われていますが、特に印象に残るようなものもなかったですね。




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演出
作品の演出を評価


 インストしたときの容量で、強力な演出は期待していませんでしたが、予言レベルが3になったときの移動画面のキャラアイコンのアニメーションにはちょっとした驚きと同時に、違和感を感じました。動きを入れるのはいいんだけど、周りの風景と合ってないんですよね;その辺のちょっとした調整とか、あと通常画面での音声再生機能でそこの表情も場面によって変えてみるとかそういう演出があったら面白かったんじゃないかなーと思いました。